風呂なしスーパー銭湯付き!5,500円均一の新しい「アワーズイン阪急」に泊まった

アワーズイン阪急建物外観

2011年3月にオープンとまだまだピカピカにもかかわらず素泊まり1泊5,500円という魅力的な価格と、各宿泊予約サイトでのなかなかの好評価にひかれ、新しい「アワーズイン阪急」に泊まってきました。なお、このビジネスホテル、元々1971年に開業したホテルで、旧ホテルは現在の建物の隣にあったそうです。旧ホテルは、2011年2月で閉館し、新しい建物で現在の「アワーズイン阪急」として再オープンした、というわけです。ですので、2011年2月以前にここに泊まったことがある人は、「あのボロビジネスホテルね」なんて思うかもしれませんが、いやそれ別のホテルですから。これを機に、もう一度見直してみることをおすすめします。


1,100室すべてがシングルルーム、5,500円均一

さて、今回宿泊した「アワーズイン阪急」。「阪急大井町ガーデン」という複合施設内にあります。全1,100室と、かなり大規模なビジネスホテルです。すべての客室が、広さ12.5平米、120cm幅のセミダブルサイズのベッドを設置したシングルルームになっています。

宿泊料金は、時期や曜日に関係なくいつでも、どの予約サイトでも、素泊まり1泊5,500円均一です。

客室のアメニティや設備は必要最小限に絞られたシンプルなものになっています。例えば、歯ブラシ・カミソリ・ヘアブラシはありません。また、客室内にはシャワールームのみが設置されバスタブはありません。ただし、宿泊者はホテル直結のスーパー銭湯を1回400円で利用できます。

こんな感じで、コストカットを行いリーズナブルな価格設定になっているわけですが、ビジネスホテルとして必要最低限な部分はしっかりおさえています。

ほかにも、レディースフロア・女性専用エレベータ・男女別の監視カメラ付きコインランドリーなど女性へ配慮がなされている、施設内にはコンビニや飲食店などがあり利便性がよい、駅から近い、新築でキレイ、といった具合におすすめのポイントがいくつもありました。

それでは、実際に宿泊した様子は、以下から。

徒歩1分の大井町駅は、品川駅から約3分

最寄駅はJR京浜東北線で品川から約3分の大井町駅。大井町駅はほかに、りんかい線、東急大井町線の駅にもなっています。

今回は、京浜東北線で、大井町駅に到着しました。で、電車を降りたら、中央口(アトレ側)へ向かいます。

大井町駅

改札をでたら、「中央西方面」という出口へ。

中央西方面

すると、目の前に、こんな感じで、どどーんと。なお、29階建て・地上100mの免震構造になっているそうです。

アワーズイン阪急入口

まずはチェックイン

フロントは、エスカレーターで上がった3階。フロント前のロビーはかなり広いです。フロントで宿泊料金を前払いして、チェックインします。自動精算機やチェックインマシンなどはありません。室内のアメニティには、歯ブラシ・髭剃り(カミソリ)・ヘアブラシはないこと、フロントまたは自販機で購入可能なこと、を説明されます。今回は、朝食&スーパー銭湯付きで、6,400円の宿泊プランを利用しました。部屋のカギのほかに朝食券と入浴券を受け取ります。

フロント

また、ティッシュも室内にはないとのことでポケットティッシュを渡されました。街頭で配られているティッシュのように広告が入っているあれです。

部屋にティッシュを置けば、補充のためのコストとかがかかりますが、こうやってポケットティッシュを渡せば、持ち帰って、リピートや口コミに繋がるという企みですね、きっと。

ポケットティッシュ

カギはカードキーではなく、ディンプルキー。新しいホテルなので、当然カードキーだと思っていたので、ちょっと意外。なお、外出時にフロントへ預ける必要はないとのこと。

ディンプルキー

今回の部屋は24階ということで、エレベータへ。20・21・22階はレディースフロアになっており、レディースフロア直通の女性専用エレベータがあります。なお、男の私は、このエレベータには乗れませんので、この隣のエレベータに乗りました。

エレベーター前

客室はシンプル、モダンなデザイン

部屋に入るとこんな感じ。すぐ左に、トイレ、シャワールームの扉があります。右側にはハンガー。

客室入口から

扉の前のスペースはフローリング。

扉前

室内の様子。広さ 12.5平米と広くはない部屋ですが、バスルームがないせいか、狭いとは感じません。照明は、暖色系。明るすぎず、暗すぎずといった感じ。ベッド、デスクスペースにて本などを充分に読める明るさがあります。

室内概観

ホテル内の内装には、4つのカラーバリエーションがあり、フロアなどにより壁紙や床の色が異なるとのこと。今回宿泊した部屋は、薄いグリーンを基調とした部屋。高級感や重厚感はありませんが、シンプルでモダンなデザインだと思います。こういうのをコンテンポラリーとかいうのでしょうか。

内装イメージ

サイズ 120cm×195cm(セミダブル)、カバーとシーツをめくって確認すると「シモンズ」のベッド。

マットレス

ベッドボードには、時計、コンセント1口、照明のスイッチ。

ベッドボード

部屋着は、上下セパレートになっています。ワンピースタイプの部屋着が多いなか、この部屋着は着心地も良く、リラックスできよかったです。

部屋着

窓側にデスク

デスクイメージ

デスクスペースは、横幅はありますが、奥行きが広くはありません。パソコン、本などを置くことができます。充分な広さがあり、仕事もできます。

デスクトップ

デスク前のコンセントは2口。LANポートには、LANケーブルも繋がっています。

デスクコンセント

テレビの下、木の扉の内側に空の冷蔵庫。

空の冷蔵庫

冷蔵庫のスイッチ。使うときは、ONに。

冷蔵庫スイッチ

テレビは、26インチの液晶テレビ。

液晶テレビ

当然ながら地デジ化済。あと、映画とかが見られるVOD(ビデオ・オン・デマンド)も。

テレビリモコン

エアコンは個別空調になっています。一般的な家庭用のエアコンと同じようなタイプです。

エアコン

で、これがエアコンのリモコン。

エアコンのリモコン

ドライヤー。室内設備は、シンプルで、最近のビジネスホテルによくある、空気清浄機、加湿機はありません。また、湯沸器、グラス・コップ、お茶などもないです。

ドライヤー

洗面・トイレ・シャワールームの扉を開けたところ。この右側にシャワールームの扉があります。バスタブはありません。

トイレ入口

今風のデザインの洗浄機付トイレ。

トイレ

洗面台には、コップ、ハンドソープ、あとコンセントが1口。前述の通り、歯ブラシ・髭剃り(カミソリ)・ヘアブラシといったありがちなアメニティはありません。持参するか、購入してください、というコンセプトですね。私の場合は、いつも自分にあった歯ブラシを持参するのでホテルの歯ブラシは使いませんし、ヘアブラシいらずのほぼボウズ頭、ヒゲはわざと無精ヒゲにしているのでカミソリもいりません。なので全く問題なし。

洗面台

シャワールームは広め、いたって普通のシャワー。ユニットバスと違い独立したシャワールームになっているので、シャワーカーテンの外に水がもれて床がぬれるのを気にしたりする必要はありません。

シャワールーム

リンスインシャンプーとボディーソープが壁に備え付けられています。

シャワールームアメニティ

以上、客室内の設備やアメニティは、必要なものに絞り込んだ、シンプルなものになっています。一般的なビジネスホテルによくあるモノでも、ここにはないモノがあります。ということで、客室の設備と備品を確認しておきましょう。

  • シャワールーム(バスタブなし)
  • 洗浄機付トイレ
  • 26インチTV
  • ビデオオンデマンドシステム(有料)
  • インターネット回線完備(接続無料)
  • 冷蔵庫
  • ドライヤー
  • 電気スタンド
  • 個別空調
  • リンスインシャンプー
  • ボディソープ
  • ハンドソープ
  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • 部屋着
  • スリッパ

コンビニ、飲食店もあります

部屋を出て、共有スペースと施設内の様子を見てみましょう。

各階に自動販売機コーナーがあり、そこに製氷機・給湯器があるとのこと。

案内

ということで、自動販売機コーナーへ。左から給湯器、製氷機、自動販売機。ここでインスタントコーヒーにお湯を入れて、部屋まで持ち帰って飲みましたが、途中でこぼしそうで、うーんちょっとね・・・。やっぱり、ポットくらいは部屋にあるといいかな。あと、この自動販売機コーナーに電子レンジもあるといいかもですね。

自動販売機コーナー

自動販売機コーナーには、ズボンプレッサーなども。

ズボンプレッサー

コインランドリーは、男女別に分かれており、かつ、監視カメラつき。「監視カメラ作動中」と大きく書かれています。女性も安心してコインランドリーを使えるようにということだと思います。

コインランドリー入口

では、コインランドリーコーナーを拝見。もちろん、男性用です。6台の洗濯機と乾燥機があります。長期滞在もいけそうですね。女性用も多分同じような感じかと。

コインランドリー

1階にはコンビニ、ホテルから直接行けて便利です。

コンビニ

大戸屋、麺屋五右衛門、日高屋、スターバックス、はなの舞といった飲食店も施設内にあり、ここもホテルから直接行けます。

施設内飲食店

100円ショップ、薬局とかも。あと、1階には、「阪急百貨店 大井食品館」というデパ地下のような施設があります。

施設内店舗

お風呂はスーパー銭湯を400円で

部屋にはバスタブはありませんが、宿泊者は複合施設内にあるスーパー銭湯を1回400円で利用できます。なお、このスーパー銭湯の一般料金は1,200円です。

入浴券

スーパー銭湯へは、ホテル4階に宿泊者専用の入り口があり直接行くことができます。また、 ホテル備え付けの部屋着、スリッパで行くことが認められていますので、楽ちんです。

スーパー銭湯入口

スーパー銭湯には、露天風呂、寝ころび湯、ジェットバース、サウナなどがあり、とってもリラックスできました。スーパー銭湯内の様子は、写真を撮るわけにはいきませんので、こちらの公式サイトを確認してください。

お風呂の大様・大井町店

駅周辺の商店街なども便利

大井町駅のホテルから一番近い改札、中央口にはアトレ(JR東日本の駅ビル商業施設)があり、飲食や買い物ができます。

また、西口の通り沿いが商店街になっており、飲食店も豊富にあります。

大井町駅西口 商店街 赤ちょうちん

ホテル内のカフェバー、定食屋の朝食が500円

宿泊者向けに、ホテル3階のカフェバーでパン・コーヒーなどの洋定食、2階の定食屋「大戸屋」で和朝食が、いずれも500円で提供されています。

今回は、朝食付きの宿泊プランで、チェックイン時に受け取った朝食券を持って、カフェバーへ行きました。

朝食券

こんな感じのカフェバーの朝食

カフェバー

パンは好きなものをいくつでも

パン

パンのほかに、スープ、サラダ、スクランブルエッグ、好みの飲み物ひとつという内容でした。値段500円を考えれば、こんな感じでしょうか。個人的には、ハム・ソーセージなども欲しいところです。

洋朝食イメージ

なお、朝食は、施設内のスターバックスや、近隣のファーストフード店、牛丼チェーンなどもありかと思います。

チェックアウトは、フロントの回収箱にルームキーを返すだけ、余計な手続きはない簡単なチェックアウトでした。

 

さて、今回の「アワーズイン阪急」の宿泊ですが、ホテルのアメニティをあまり使わない、ビジネスホテルの狭いバスタブとトイレ・バスがひとつになったユニットバスが苦手な私にとっては、最小限のアメニティ・お風呂はスーパー銭湯でという、このビジネスホテルのコンセプトはまさにぴったりでした。また、利便性の良い立地、新しく気持ちがいい施設でありながら、朝食・スーパー銭湯込みで6,400円という価格は、コストパフォーマンスも高く感じられ、満足のいくものでした。

大浴場が苦手、部屋にバスタブがないのはちょっと、といった人にはお勧めできませんが、このあたりが合えば、リーズナブルで良いビジネスホテルだと思います。

あと、いつでも同じ価格で1,100室の部屋があるというのは、東京への出張などの定宿を探すうえで、貴重な存在になると思います。多くのビジネスホテルは、曜日や時期により価格が変動します。時期によって予算をオーバーしたり、満室で予約ができなかったりするホテルは、定宿としては利用しにくいと思います。その点、この「アワーズイン阪急」は、大量の部屋が均一価格で提供されており、定宿として使いやすいビジネスホテルになっています。

(この記事は、2011年12月に宿泊した際の情報にもとづいています)


アワーズイン阪急